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「誰も知らない世界のことわざ」エラ・フランシス・サンダース著

「犬も歩けば棒に当たる」、「雨降って地固まる」…

ことわざって、日本独特のものだと思っていませんか?


実は、世界にはそれぞれの国に独自の面白いことわざがたくさんあるんです。

今日ご紹介するのはそんな本。

あっと驚くような言い回しに、斬新な発想の転換ができるかもしれません。


「誰も知らない世界のことわざ」エラ・フランシス・サンダース著

見た目にもカラフルで可愛らしいこの本には、世界のユニークなことわざや慣用句が51語収録されています。


イギリス在住のライター兼イラストレーターである筆者は、「翻訳できない世界のことば」でニューヨークタイムズ・ベストセラーとなった有名な方。

ポップでキュートな絵と誰もが読めるとっつきやすい文章で、気軽に読める本作でも、多くのファンが生まれました。


ページを開くと、右側にことわざ、左側に国名と内容の簡潔な説明。

カラフルな絵が目を引き、見ていて飽きません。

一ページずつ開いたまま立て掛けて飾り、「今日の一言」風の日めくりカレンダーみたいにしても面白いかも。


あ、このシチュエーションってあの本のあのことわざっぽいな。

そんなことを思い出しながら過ごす日常はちょっと面白い。

「こういうとき、イタリアではこんなことわざがあるんだって…」そんな話の種にもなりそうですね。


ただ面白いだけではなく、何かで思い悩んでしまった時、この本をパラっとめくると「あれっ?こんな発想があったんだ」という思いもよらぬ出会いにもなり得ます。


各国の先人たちが培った知識を昇華した世界のことわざたち。

多様性が提唱される今、一つの枠に囚われずにいろんな国々の視点から物事を考えてみる面白いきっかけを与えてくれそうです。





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